王子様

ある日の昼下がり

ロードに乗った女性が３５９号線で、チェーンが外れてしまいました

途方に暮れながら近くに自転車屋さんはないかな　とテクテク歩いてました

素通りする車、すれ違う車、その中の１台のサラリーマン風の人と目があう

も、やはり素通り

後ろで、「キキーッ、ギュワココココー」　

何？もしやスピンターンして戻って来てくれる？

んなワケないか　私　もう白馬の王子様っていないんじゃないかと

散々待ったし、でも白馬が手配できず駄馬だから遅いのか？とか

きっと事故か何かで時間がかかってる？とか

半分諦め、いや　ほぼ諦めてる　散々良い様に考えてたけど・・・

と、彼女は思ってたとかいないとかｗ

そこへ、スーっと横に車が

へ？こんな所でナンパ？　今私汗臭いかも？と思ったら？

さっきの目があった人？　

「仕事の途中で一度通り過ぎたんだけど気になって」

でたよ　でたよ　ついに私のところへ　夢見てた白馬の王子様ですよ！

サクッと直してくれて、名前も告げづに

走り去るのかい！ｗ


話は少々盛ってございますが
彼女になりかわり、白馬の王子様にあらためてお礼申し上げます。